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■Mr.Fu 会員のFuさんは、早くからGPSロガーの有用性に着目し、利用法を研究している達人です。このページは彼の指導と監修によって作りました。 ■GPSとは 全地球測位システム (Global Positioning System)の略称です。現在GPS用の人工衛星が30基以上地球をまわっています。GPSロガーは、この衛星から発信された電波を捕捉して位置を測定する機器です。既知の衛星が発した電波の届く時間によって衛星からの距離が解ります。緯度・経度・標高の3次元の要素を計算するためには4個以上の衛星の電波を捕捉している必要があります。捕捉している衛星の数が多いほど誤差の少ない位置データが得られます。 ■下図は、フリーソフト(NMEA Monitor for windows)とGPSロガーを連動させてリアルタイムで位置を計算・表示している画面です。捕捉中の衛星も確認できます。 *フリーソフト(NMEA Monitor for windows)の入手 ⇒ http://homepage2.nifty.com/k8/gps/indexj.htm ■付属ソフト「ezTour」でできること 下図は事務局員が宇部から高松まで車で走ったときGPSロガーを試用した「ezTour」の画面です。地図上に軌跡を表示する事や速度・高度をグラフで確認などの他、いろいろな楽しみ方ができます。
■フリーソフト「カシミール3D」を使ってできること 多機能地図ソフト「カシミール3D」を地形図(国土地理院地形データやスペースシャトル立体地形データSRTMなど)地図データ(GoogleMapやGoogleEarthなど)と連動させると、地形の3D画像の表示及びその画像の中に軌跡を表示することができます。登山などで使うと有効です。 ■下図はFuさんがアルプスをトレッキングしたときの軌跡および写真をezTourにより、GoogleMap上に表したezTour画面(上)と、同じ軌跡を「カシミール3D」を使用してGoogleEarthの3D画面に表したもの(下)です。
GoogleEarth用ソフト(フリー)の入手 ⇒ http://earth.google.com/ *フリーソフト「カシミール3D」の入手 ⇒ http://www.kashmir3d.com/index.html *代表的なGPS総合解説サイト ⇒ ● GPSの森 : http://bg66.soc.i.kyoto-u.ac.jp/forestgps/ ● GPS(汎地球測位システム):山口県山岳連盟 専門委員会 指導 http://www.alpineclub.jp/sidopggps.html ■下図は国土地理院標高データを使い、カシミール3Dにより描画した地形の3D画像に久住山縦走の軌跡を表示させた例 ■下図はデジカメ写真画像(左)と、スペースシャトル立体地形データ(SRTM)とカシミール3Dにより再現した地形の3D画像(右)の比較例。デジカメの撮影pointの位置(経緯度)はGPSロガー測位値を使用。 <モンテブレからルガーノ湖を眺望> |