エクササイズ効果
交通手段による運動量の差について
 
          
 ドアからドアのマイカーは、便利には違いないけど最もCO2を沢山排出する移動手段です。
   おまけに、歩く距離も減り運動不足や体力低下といった弊害もあります。

 「交通によるCO2見える化」では、交通手段による運動量(エクササイズ/Ex)の差に
  
着目し、マイカーでの移動を抑制することは健康増進にもつながることを訴えて行きます。

厚生労働省が2006年7月に国民の生活習慣病予防のために策定した「健康づくりのための運動指針2006」による推奨値
健康維持と増進 23Ex/週、そのうち活発な運動(3メッツ以上)を4Ex行う
メタボリック・シンドローム該当者とその予備群 10Ex/週を積極的な運動(4メッツ以上)で行う

 メッツとエクササイズ
メッツ(METs)

運動の強さの単位。安静時に対して何倍のエネルギーを使うかを示すもの
単位は「METs」("METabolic equivalents"の略)

 主な運動とメッツの関係
普通歩行、軽い筋力トレーニング、バレーボール 3METs
速歩、ゴルフ、自転車に乗る 4METs
軽いジョギング、エアロビクス、階段昇降 6METs
ランニング、水泳、重い荷物を運ぶ 8METs

 特に自転車の場合、エクササイズガイド2006では
自転車に乗る(16km/時未満) 4METs
サイクリング(約20km/時) 8METs
*当事業モニターのエクササイズ値計算は上記の中間値(6METs)を使用します

エクササイズ(Ex)

運動量の単位、何メッツの強さの運動を何時間したか (METs x hour)
単位は「Ex」("Exercise"の略)
エネルギー消費量

エクササイズ(Ex)×体重(kg)×1.05=エネルギー消費量(kcal)

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