NEW!まだあった、交通弱者や自転車が困る交差点!
(記念館前前交差点)

 産業道路と小串通りが交差する通称「記念館前交差点」は、市街地の東西交通と北側の住宅地域と南の市街地・工業地帯を結ぶ南北交通が交差する交通の要所です。またこの交差点は宇部市の文化活動の中心「渡辺翁記念会館」と「文化会館」の利用者や通勤・通学等の多くの人が通行します。北西には山大病院があり、ホテル・ふれあいセンター・保育園もそばに有ります。

 しかしこの交差点も
歩行の難しい人・車椅子・乳母車など(以下交通弱者と云う)や自転車の通行に配慮を欠いた交差点と云えます。

 下図をみて解るように、横断歩道が東、南、北の3方に有り、西側は歩行者用の陸橋しか有りません。
 この交差点の構造では以下のような問題が発生します。

  ①北側から右側の歩道を通って来た自転車や交通弱者が記念館や宇部新川駅方面に行こうと思ったら
   
3回信号待ちをして横断歩道を渡らないと目の前にある反対側の歩道にたどり着けない
  ②同じように、宇部新川駅方面や文化施設から北の方面に行く自転車や交通弱者は自然の流れとして
   この交差点の南西角に集まるが、
簡単には北の歩道までたどり着けない


 この交差点も
車中心の街づくりが生んだものといえます。「車が流れることを第1優先として設計、歩行者は陸橋を通せば良い。」と云う考えでしょうか。自転車と云う交通手段に対する配慮が抜け落ちており、交通弱者にとってはバリアだらけ。宇部市が誇る文化施設の直近の交差点がこの状態なのはちょっと問題です。
 この交差点の
西側に交通弱者や自転車が通ることができる横断歩道の設置が望まれます。

                                     [情報提供/モニター「ヨシキ」]

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