6.リユース食器の普及活動(2005、2006年度)

宇部市リサイクルフェアー/2006年度実施

 ・リサイクルフェアーについて をクリク

     


   





リユース食器の普及報告(2006年2月5日)

 宇部市地球温暖化対策ネットワークは第5回宇部市民パワー祭に参加しました。うべ環境倶楽部、山口大学工学部エコファイターズらと共催でリユース食器の使用報告会を開催しました。エコファイターズが600食分のリユース食器を持っています。お祭りの時、貸し出してくれますので使い捨て食器の使用を減らしましょう。関心をもたれた方は宇部市地球温暖化対策ネットワーク事務局までご連絡ください。
 この報告会とは別に再生可能エネルギーの体験コーナーにも出展しました。熱電発電、手動発電、自転車発電など簡易装置を使い、電気の大切さ・不思議さを体験してもらいました。藤田市長や子どもたちも夢中で楽しまれていました。

常盤祭でのリユース食器使用状況(2005年11月26日)
 山口大学工学部のECO FIGHTERSというサークルがリユース食器を使用するというのでうべ環境倶楽部のNさんと見に行きました。研究室やサークル単位で出店していますが24店中8店でリユース食器を使ってもらっているとのことでした。食器は4種類で約2000個用意されています。回収場所は会場内3箇所に設置されており、デポジット料金は50円です。購入費は一個70円なので一個なくなると20円の損失となります。愛知地球博覧会で使用したリユース食器を譲り受け、これも使用していますがキャラクターが印刷されている為持ち帰る人がいるので返却数が少ないとのことでした。容器を返却してくれた人にはくじを引いてもらい、先生手作りのミニインテリアが当たるよう、工夫もされていました。
 会場内を一巡しましたがリユース食器を使用しているお店や使用ルールの表示が小さく、回収場所の表示も分かり難く、大きめの幟りを利用するなどの改善が必要です。又、リユース食器を利用する意義の衆知も必要と思いました。
 何れにしろ、宇部に2,000個にも及ぶリユース可能な食器があり、現在宇部フロンティ大学と共用していますが、大学内にとどまらず、宇部祭りや市民パワー祭などで使えるようなると良いなと思いました。大学発、小さな宇部のエコビジネスとして立ち上げられるのではないでしょうか。

□スペースふう(食器レンタルNPO)から請求書(10月17日)

 使用量・・・食器440 スプーン・・・300 箸・・・150本 レンタル看板・・・1
 未使用量・・・食器160 箸・・・150本
 紛失量・・・食器、スプーン各1個
 合計金額・・・16,750円(税込み)
 補助金(宇部市子ども会育成連絡協議会から宇部市地球温暖化対策ネットワークへ)・・・10,000円
(この他に往復の運賃・保険料として8,220円かかりました)

□「第11回宇部市リサイクルフェア」(10月9日)
                       リユース食器の普及活動(10月9日


 宇部市地球温暖化対策ネットワークは祭りで発生するゴミを抑制するため、宇部市子ども会育成連絡協議会が出店した配食に際し、リユース食器使用で協力しました。
 食器440皿、スプーン300個に箸200個を使用し、ほぼ100%回収でき驚異的な結果だったと思います。初めての試みでしたが参加者、スタッフの協力のおかげで所定の成果を上げることができ感謝しています。
 反省点もありました。祭りのゴミ回収場は複数の業者から出る各種容器・ゴミの分別で混乱しました。本来、リサイクルフェアはゴミのリデュース、リユース、リサイクル推進を目指すためのイベントであり、ゴミ回収の場は市民への絶好の啓発の場だと思います。お客さんに何のために資源ごみ、プラスチック容器包装ごみ、紙容器包装ごみ、燃えるごみ、燃えないごみと分類しているのか、何故リユース食器を利用することが大事なのか納得してもらう場でもあります。現実の場ではお客さんが決められた場所で、回収・廃棄するため右往左往し、それだけで終わってしまい、とても残念な気がしました。リサイクルフェアが単なるクイズの商品、もち播き、フリーマッケット目当てだけに終わらないよう、本来の趣旨を徹底していけるよう次回には深く関わりたいと思います。

□「スペースふう」へレンタル食器の発注(8月30日)
 大皿600枚、スプーン300個、箸300個、看板1個 10月8日に自宅に配送を依頼した

□宇部市子ども会育成連絡協議会のOさんとMさんとの打ち合わせ(8月29日)
去年の販売実績はカレー250食、焼きそば300食。ということで今回はカレーと焼きそば用に大皿を600食分、箸とスプーンそれぞれ300個ずつをレンタルすることになった。縦看板は1個。焼きそば用従来の使い捨て食器の購入単価は3円、カレー用は15円とのこと。レンタル料25円との差額分をネットで負担する。回収場所、回収方法につき宇部市施設課と相談する。

□第11回宇部市リサイクルフェアの第二回実行委員会(8月12日)
 上記委員会でリサイクルフェアの食事サービスに際し、リユース食器採用が決まりました。従来の使い捨て食器をやめ、カレーと焼きそばそれぞれ300食分にリユース食器を使用することになりました。ごみゼロを目指す祭りへの小さな一歩を踏み出すことができそうです。盆明けに実行委員長のOさんから連絡がある予定です。

□企画書(2005年8月1日)
 祭りやイベントでは沢山の食器が使い捨てされています。便利だからといってこのまま使い捨てを続けて良いのでしょうか。一つの手としては宇部市が「市の関連する行事では使い捨て食器の使用を控える、ないしは禁止する」と取り決めることだと思います。これを今すぐ実現するのは難しいので、先ずは限られた場でリユ-ス食器使用を試行して、今後の進め方に関する知見を得たいと思います。
 スペースふうというNPOが、洗浄、滅菌した容器類を貸し出しています。大皿一個当たり25円、箸・スプーンは6円です。全国各地の祭り会場で使用実績があります。
 宇部市の場でも10月9日に実施される第11回宇部市リサイクルフェアで、使用試行し、ごみ低減の小さな一歩を踏みだすよう計画が進められることになりました。
 宇部市地球温暖化対策ネットワークは宇部市子ども会育成連絡協議会に協力・支援し、およそ600食分のリユース食器・箸・スプーンの使用を試行します。今回の活動を足がかりに、今後の祭りでの使い捨て食器不使用につなげて行きたいと考えています。皆様のご協力をお願いします。尚、当日宇部市地球温暖化ネットワークでは廃食油を利用したしたキャンドル作りとソーラークッキングのコーナーも担当します。お手伝いいただけるボランティアスタッフを募集していますので事務局までご連絡を待ちしています。
 電話  050-1298-4065
 e-mail ubeondankanet@ybb.ne.jp