宇部市地球温暖化対策ネットワークは祭りで発生するゴミを抑制するため、宇部市子ども会育成連絡協議会が出店した配食に際し、リユース食器使用で協力しました。
食器440皿、スプーン300個に箸200個を使用し、ほぼ100%回収でき驚異的な結果だったと思います。初めての試みでしたが参加者、スタッフの協力のおかげで所定の成果を上げることができ感謝しています。
反省点もありました。祭りのゴミ回収場は複数の業者から出る各種容器・ゴミの分別で混乱しました。本来、リサイクルフェアはゴミのリデュース、リユース、リサイクル推進を目指すためのイベントであり、ゴミ回収の場は市民への絶好の啓発の場だと思います。お客さんに何のために資源ごみ、プラスチック容器包装ごみ、紙容器包装ごみ、燃えるごみ、燃えないごみと分類しているのか、何故リユース食器を利用することが大事なのか納得してもらう場でもあります。現実の場ではお客さんが決められた場所で、回収・廃棄するため右往左往し、それだけで終わってしまい、とても残念な気がしました。リサイクルフェアが単なるクイズの商品、もち播き、フリーマッケット目当てだけに終わらないよう、本来の趣旨を徹底していけるよう次回には深く関わりたいと思います。
□「スペースふう」へレンタル食器の発注(8月30日)
大皿600枚、スプーン300個、箸300個、看板1個 10月8日に自宅に配送を依頼した
□宇部市子ども会育成連絡協議会のOさんとMさんとの打ち合わせ(8月29日)
去年の販売実績はカレー250食、焼きそば300食。ということで今回はカレーと焼きそば用に大皿を600食分、箸とスプーンそれぞれ300個ずつをレンタルすることになった。縦看板は1個。焼きそば用従来の使い捨て食器の購入単価は3円、カレー用は15円とのこと。レンタル料25円との差額分をネットで負担する。回収場所、回収方法につき宇部市施設課と相談する。
□第11回宇部市リサイクルフェアの第二回実行委員会(8月12日)
上記委員会でリサイクルフェアの食事サービスに際し、リユース食器採用が決まりました。従来の使い捨て食器をやめ、カレーと焼きそばそれぞれ300食分にリユース食器を使用することになりました。ごみゼロを目指す祭りへの小さな一歩を踏み出すことができそうです。盆明けに実行委員長のOさんから連絡がある予定です。
□企画書(2005年8月1日)
祭りやイベントでは沢山の食器が使い捨てされています。便利だからといってこのまま使い捨てを続けて良いのでしょうか。一つの手としては宇部市が「市の関連する行事では使い捨て食器の使用を控える、ないしは禁止する」と取り決めることだと思います。これを今すぐ実現するのは難しいので、先ずは限られた場でリユ-ス食器使用を試行して、今後の進め方に関する知見を得たいと思います。
スペースふうというNPOが、洗浄、滅菌した容器類を貸し出しています。大皿一個当たり25円、箸・スプーンは6円です。全国各地の祭り会場で使用実績があります。
宇部市の場でも10月9日に実施される第11回宇部市リサイクルフェアで、使用試行し、ごみ低減の小さな一歩を踏みだすよう計画が進められることになりました。
宇部市地球温暖化対策ネットワークは宇部市子ども会育成連絡協議会に協力・支援し、およそ600食分のリユース食器・箸・スプーンの使用を試行します。今回の活動を足がかりに、今後の祭りでの使い捨て食器不使用につなげて行きたいと考えています。皆様のご協力をお願いします。尚、当日宇部市地球温暖化ネットワークでは廃食油を利用したしたキャンドル作りとソーラークッキングのコーナーも担当します。お手伝いいただけるボランティアスタッフを募集していますので事務局までご連絡を待ちしています。
電話 050-1298-4065
e-mail ubeondankanet@ybb.ne.jp
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