8.緑化・緑道づくりの調査・検討(2005年度) 

□緑の景観を考える講演会に参加しました(2006年2月18日)
 講師は蓑茂寿太郎東京農業大学教授、演題は「みどりと都市計画」。
 みどりの都市計画は単に都市を部分的に緑化するのでなくリージョナルパークシステム、みどりに包まれた緑包都市作り、と捉えることが重要と豊富な事例をもとに説明されました。人々の価値意識の変化、地球環境の重要性、高齢化社会への対応等を考慮して、これからは住民参加のみどり作りが求められ、計画時点から管理運営までを住民参加で進めることが重要。キ-ワ-ドとしては歴史を辿る、将来の街づくりの方向を見極める、創意・工夫・知恵を出すこと。新たなハ-ド作りでなくストックメンテナンスという考え方も重要となることを強調されました。宇部市長のマニフェストにある緑化の推進に市民権を得さしめるためにもタイミングよい講演会だったと思います。これを機会に皆さんと一緒に宇部の緑の景観作りを考えていきましょう。

□芝生を植える前の温度測定(9月1日)

 およそ1,500平方メートルにわたる駐車場の5箇所に測定点を決め、地表温度と地表より1.5メートルの気温を測定しました。アスファルト舗装の場合、地表面の方が20度近くも高くなるそうですが今回は表面が土なので温度差は1~2度しかありませんでした。また陰の部分は直射日光を受けているところより2度前後低いという結果がでました。

□西岐波ふれあいセンターエコ計画(8月31日)

 西岐波市民センターに新しく作られた駐車場から近所の家に土ぼこりが舞って困るという問題が持ち上がっています。対策として西岐波の自治会中心に駐車場に芝生を植え、回りのフェンスにはつる性植物を植えるという計画が練られています。芝生に撒く水は市民センター、ふれあいセンターで集めた雨水の活用を考えています。芝を植えることから水撒きなどの作業は自治会が引き受けることで費用も抑えることを考えています。宇部市地球温暖化対策ネットワークはこの計画に参画し芝生を張ることにより表面温度がどれだけ下がるか等調査をすると共に他地域への展開支援のお手伝いをしたいと考えています。

□趣意書(8月3日)

 先ずは、県、市や企業等の動きや先進事例の調査を進めます。場所の目処がつけば全体構想スケジュールを明確にしていきます。どういう木をいつ植えるか、苗代はどうするか、期待効果は、植林・維持・管理をどう運営するか等実行委員会を立ち上げ話し合いながら進めいきたいと考えています。宇部市地球温暖化対策ネットワークは事務局を引き受け、宇部市もったいない運動の基金の一部を活動資金に充当することも考えていきたいと思います。 皆様のご提案ご協力を宜しくお願いします。

西岐波市民センターに新しく作られた駐車場から近所の家に土ぼこりが舞って困るという問題が持ち上がっています。対策として西岐波の自治会中心に駐車場に芝生を植え、回りのフェンスにはつる性植物を植えるという計画が練られています。芝生に撒く水は市民センター、ふれあいセンターで集めた雨水の活用を考えています。芝を植えることから水撒きなどの作業は自治会が引き受けることで費用も抑えることを考えています。宇部市地球温暖化対策ネットワークはこのプロジェクトに参画し芝生を張ることにより表面温度がどれだけ下がるか等調査をすると共に他地域への展開支援のお手伝いをしたいと考えています。