9.宇部市もったいない運動(2005年度) 

□趣意書案(6月26日)

 地球温暖化対策、省エネは何とかしないといけない、と誰もが思っています。思ってはいるが日常生活の忙しさ、便利さにまぎれ、つい便利な電気製品や車を使っています。これらの使用を全部やめる分けにはいきませんがちょっと心がけることで、かなりの省エネもでき、少し得した気分にもなれます。

 先日乗ったタクシーの運転手さんの話ですが、自宅トイレのタンクに水を満杯にしたビニール袋を入れており、下水道料金が二割近くも安くなったそうです。例えば省エネ型の冷蔵庫に買い換えると、使用電気量が半減することで、数年で買い換え費用も回収されてしまいます。気持ちのよい朝、バスや自転車を使う、歩いてみると新しい出逢や発見もあります。

 ものや電気を大切に使い、自分の体を使うという生き方は心身共にリフレッシュし、健康的な生活でもあります。無駄な費用も省け、ちょっと得した気分にもなります。

 幸せとは、日常生活を楽しみ、もったいないと感謝する心の中に育まれるのではないでしょうか。日常生活を少し見直すことで、ささやかな幸せを感じることができると共に地球にも優しい生き方を楽しむことができます。

生活の見直しのきっかけ作りとして「宇部市もったいない運動」を提案します。皆様のご賛同、お願いします。