□趣意書(2005年7月27日) フィフティ・フィフティプロジェクトはドイツの小学校でスタートし、日本各地でも導入が進められている新しい省エネ運動の仕掛けです。例えば、小学校で光熱費の節減運動に取り組みます。生徒たちを中心にどうしたら減らすことができるかを考え、実施します。その結果、仮に年間100万円、節減できたとします。フィフティ・フィフティとは、節減できた額の50%は学校、残りの半分は主管部門の例えば市に配分するという意味です。 努力した結果の一部が当事者にも還元されるという方式が評価され、各地で普及し始めています。この方式を採用するに当たっては市の財務部門、教育委員会、学校等関連部門の合意・協力が必要となります。光熱費予算で節減できた金額の一部を別の例えば環境教育費に充填させるためには制度設計も必要となります。宇部市の場でもまずはモデル校で試行したいと思います。宇部市地球温暖化ネットワークは関連部門への趣旨説明、現場での具体的な省エネ活動推進のお手伝いや普及活動の支援をします。宇部市、学校関連者、市民の皆さんのご協力をお願いします。